マグロ回遊記

マグロは泳ぎが止まると死んでしまうんやで

ギークハウスに住むことになった話

ホーチミン到着後は会社近くのホテルに数日泊まって、そのあいだに住むところを探そうと考えていた
すると、同じ会社の同僚が2区にあるマンションがシェアハウスになっていてそこが空いてると教えてくれた

同僚については、プライベートで音楽をやっているようで毎週末カンボジアにDJ活動をしに行っていること
酒が大好きで飲みすぎで体調を崩して数日会社を休んでいたこと
それ以外の情報は知らないが、早く拠点を作りたかったのでソッコーで部屋の内覧をお願いした

オーナーはもともと人材派遣の会社をやっているようで、エンジニア向けのシェアハウスを作って集まった人材をIT企業に紹介する計画らしい
エンジニアやクリエイターのためのシェアハウス、いわゆるギークハウスというやつ
私はバリバリのエンジニアではないが住人が同じ会社で働いているということでOKをもらった

住人は私以外に4人いるようで全員男性
同僚を除いてみんな二十代前半のピチピチ(死語)の若者だ
インターンやフリーのエンジニアとして日本のスタートアップの会社で働いてる
意識が高杉くんなので既に個人でサービスを作ったりしてる恐ろしい子たちだ

場所はホーチミン2区の欧米人居住者が多く暮らしているエリア
会社からバイクで20分ぐらいのところにあるタワーマンションで、一階はスーパー、パン屋、レストランが入っており、マンションの中央には大きいプールがある
二階にはスポーツジムとヨガフィットネスクラブも入っており、ボロい一軒家を想像していたのでかなり驚いた

部屋に案内され中に入ると…
天井が高い!キッチンが広い!風呂がでかい!
2LDKでバスルームが2つ
リビングは大きめのソファとテーブルが置いてあって、各部屋にはベッドのみ
文句なしで入居を決めた

同僚の知り合いがこの部屋のオーナーということもあり頭金なしでありがたい限り…
とりあえず試用期間まではここで暮らそうかなぁと思っている

若干心配だったのは私が入居することで他の住人の居心地が悪くならないか、ということだ
若い男ばかりワイワイ気楽に暮らしてたところに、ある日急に知らないおばさんが入ってきたら絶対気使うし私だったら絶対いやだけどな
と言いつつ、全然入居する気満々だし、がっつり喋りかけたりするし(ごめん)