フィリピン上陸!
大阪の実家でいろいろ身辺整理をして関空へ
飛行機で4時間ほどでフィリピンのクラーク空港に到着
学校からドライバーのマークが車で迎えに来てくれた
荷物を持ってくれるし「喉乾いてない?」と水を買って来てくれる気の利く奴
(歯が無いのが気になる)
クラーク空港から車で1時間でスービックへ到着
スービックはアメリカ海軍の基地があり1991年に返還されてから経済特区に指定
街の周りはフェンスで囲まれており入るためにはゲートをパスする必要がある
そのためフィリピンでもトップを誇る治安の良さ
街の端から端まで車で30分もあれば着いてしまう、こじんまりした街
ジプニー(小型のバスのような乗り物)やトライシクル(サイドカー付きバイク)の乗り入れが禁止 されている
これらの車は排気量が大きいので単純に人の出入りだけではなく排気量の制限もあるのでは、と思っている
初日は学校の代表Nさんとスタッフの日本人女性2名が歓迎会を開いてくれた
1人は40代で金沢でごはん屋さんを経営しているKさん、もう1人は大学4年で現在休学中のCさん
あっという間に打ち解けて、翌日Kさんが日用品の買い出しに付き合ってくれることになった
歓迎会がお開きになり用意された部屋へ案内される
わたしの部屋は学校が入っている同じビル内にありエントランスには警備員がいる
部屋に入って驚いたが、かなり広い!
フィリピンは家族で住むのがほとんどで単身者向けの家が少ないらしい
この部屋も通常であれば2名以上で住むようだ
ところどころボロいがキッチンスペースも広いし全く文句はない
ただ、シャワールームのラッセンのようなシャワーカーテンが…どうにも気になる…
オーナーの趣味なのか、なぜこの部屋にイルカをチョイスする…
シンプルに白の無地でいいのになぁ…
Kさんとスーパーに行った際に、良い感じのシャワーカーテンを売っている店を聞いた
残念ながらスービックにはないとのことでマニラまで出ないと気に入るものはないだろうということだった
(ちなみにKさんはスービックで自分が気に入るベットシーツを探し求めているが納得するものに出会えず約半年が過ぎている)
結論としては「フィリピン人はセンスがあまり良くない」に落ち着いた
後日オフィス仲間とのランチでその話題があがり私が一通り喋った後、シャワーカーテンは社長のNさんがわざわざ家から持ってきてくれたものと知ることになる
(もともとシャワーカーテンが付いていなかったので良かれと思って持ってきてくれたようだ)
こんな立派な部屋を用意してもらっておいて、我ながら本当に失礼な奴だなと思う
社長のNさんは直接その話を聞いても全く怒らない素晴らしい人格者で、わたしはただ爆笑して悪びれた素振りも出さない最低な奴だ
とにかくやっていけそうな気がした