マグロ回遊記

マグロは泳ぎが止まると死んでしまうんやで

【セブロックダウン】サバイバル生活 その6

 

maguro-kaiyuki.hatenablog.com

 

前回からの続き

今回は8月に日本へ帰国するまでのセブにあるマクタン島での生活を記録


7/23~26

宿泊場所:Jpark Island Resort and Waterpark

隔離措置が緩和したこともあり会社の女性スタッフたちとその知り合いを誘って一泊二日の旅行を楽しんだ
5つ星ホテルだがキャンペーン期間で一部屋6,000円ぐらいで宿泊できた(実際は1万円以上する部屋)
昼間はマクタンのビーチサイドにあるレストランで韓国料理を食べ、プールで泳ぎ、夜はデリバリーで近所レストランからイタリアンを注文して部屋で酒盛り
かなり良い気分転換になった

翌日は他の宿に移動予定だったが電話するとロックダウン期間中は営業してない、というホテルが多く
いちいち問い合わせするのだるいなと思いそのまま延泊で7月の四連休をjpark islandで過ごすことにした
友達とはホテルでお別れ

敷地がかなり広大なので散歩してプライベートビーチエリアでダラダラして本を読んで昼寝をしたりできる
レストランはラウンジしか営業していないがGrabでデリバリーができるので食べるものは特に不自由しなかった

ただ、夜はこの広大な敷地に数名の客しかいない状態で、世界に取り残された人間たちが生活しているという感じだった
ホラー映画のシチュエーションっぽいな思い、勢いで自主制作のショートムービーを作った(後日動画アップする)

宿泊費は合計で47,000円ぐらい
3つ星ホテルが70%オフの金額で泊まることができてラッキー
ほぼ貸切状態で利用できるがホテル内の施設はほぼクローズになっているのでトータルで値段相応かなーという気がした
友達とだったらよいが一人だったらホテルよりコンドミニアムで良いかなーと思った

 

7/27~30

宿泊場所:One Pacific Place

セブで気になってるマクタンの東エリア
ここは未だに遊びに行った事がないのでこの機会に開拓しようと思っていた

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ちょうどドゥシタニホテルの敷地内にあるコンドミニアムを借りれそうだったので予約をしたがオーナーから健康診断書が必要と言われた

持っていないと言うとマクタンニュータウンに別のコンドミニアムを持っているからそっちに宿泊してと言われ移動することにした

次回セブに帰ってきたら絶対に東エリア攻めるぞ!

 

移動後、部屋のWi-fiが不調であることをオーナーから告げられ慌ててWi-fiが使用できる場所を探した
スターバックスのフリーWi-fiが安定していて平日午前はスタバで仕事をして、昼休みの時間にGrabで注文した食事を受け取り、家に戻って休憩して、午後になってスタバに戻ってくるというルーティーンワークになった
そのためスタッフは私が店に行くと「いつもの?」と聞いてくるようになった

 

7/31~8/1

宿泊場所:Waterfront Airport Hotel & Casino Mactan

束の間のマクタン生活を堪能して最終日は空港近くにあるウォーターフロントというホテルへ移動
ウォーターフロントでデリバリーを頼もうと思ったが近所に美味しそうな店がなく、ホテル内のレストランを利用した
ホテルの建物は大きいが敷地はあまりブラブラできるようなところはないため、基本的に部屋で引きこもることになった
早朝便のため朝5時にチェックアウトすると受付のお姉さんが不在(たぶん寝てる)

お姉さんが起きてくるのを待っているとベルボーイのお兄さんからシールドマスク買えるよと教えてくれた
フロント近くにある医務室で1つ150ペソで販売しているようだった
その場で組み立ててくれてシールドマスクを使用した状態で空港へ向かった
かけてる最中はいいが折りたたみができず持ち運びば面倒臭いかもなーと思った

ホテルの車で走ること数分、マクタン空港に到着した
うちの会社の後輩が日本へ帰国するときに搭乗手続きでめちゃくちゃ時間がかかった、と言っていたので空港の検査クリアできるか心配していたが難なく終わった(一瞬で終わった)

特にトラブルもなく出発時間になり数時間後に無事成田空港に到着

空港検疫のWebサイトでは午後到着便だと結果が出るまでに2日後になると言う事だったが8月1日現在は唾液検査に変わっており、約1時間で結果が出るようになっている

セブから成田へ来た人たちの平均年齢は皆高く、これから宿泊するホテルの予約をするようだった

帰国後は14日間自主隔離する必要がありその期間は公共交通機関は利用できない
そのため帰国者は以下のどれかのパターンになる

  1. 空港近くのホテルへ宿泊
  2. 家族または友達の車で帰宅
  3. レンタカーを借りて帰宅

私はAirbnbを利用して自主隔離期間を過ごそうかと思っていたがいいなと思っていた部屋が東京にあるため諦めて空港近くのホテルを予約することにした
コロナ期間ということもあり通常の料金よりも80%ほど安くなっているのと、セブの家を契約した際の保証金が戻ってくるのでここでの多少の出費はまあいいかと思った
(車の免許を持っているが運転が久しぶりすぎて3を選ぶのはやめておいた)

数日後、岡山でボランティアを一緒にしていた友達から連絡があり車で成田空港まで迎えに来てくれると連絡があった
そして、現在私はその友達と一緒に国内を旅しながらリモートワークをしているがその話はまた今度 

今回でサバイバル生活編は完結
次回からいよいよ自主隔離生活編スタート!

【進捗】ロックダウン期間中にやること
  1. プログラミングの勉強をする
    Progateのレッスン、Udemyのレッスンを受講 → 中断(家のネット使用できず)
  2. 英語の勉強をする
    オンライン英会話レッスンを受講 → 未着手
  3. 読書をする
    課題図書「ハリーポッター」全シリーズ読破する→ 中断
  4. ゲームをする
    課題ゲーム「ドラゴンクエスト5」クリアする→ 進行中(封印の洞窟で最強アイテム入手)
  5. 運動する
    Youtubeのトレーニング動画を視聴しながら体を動かす→ 継続
  6. 料理する
    新しいレシピ10種類に挑戦する→ 完了

結果的に6つ中1つしか達成することができなかったけど、まぁ別に問題はない

【セブロックダウン】サバイバル生活 その5

※現在9月ですがこの記事を書いていたのは7月です

 

前回セブを脱出することになったが、その決断に至った他の理由についても書いておくことにする

家でネットが使えない

セブ脱出のきっかけはこれ!
今後プロジェクトが佳境に迫った時に営業時間外で緊急の連絡が入った時、私が対応できないということになるのはやばい


フィリピンのコロナ感染者数が収束する気配がない

いまの家が8月で契約終了となるがロックダウンのため賃貸の新規契約を断っている物件がほとんど
なので私が別のコンドミニアムを利用するとなるとAirbnbを使うしかない
Airbnbは最低でも一日1,700ペソ (3,000円ぐらい)かかるため月にすると約90,000円以上を使うことになる
ゲストハウスを探す、という選択肢もよぎったが自由に外出することがままならない状況で赤の他人との共同生活はストレスしかないなと

セブのこれからの治安が不安

マンゴーストリートはコロナ前からあまり治安が良くないと評判だった
夜に出歩くことはないので実際に被害にあったことはないが、これから失業者が増えたことにより金品目当ての犯罪が増加すると予想(ここが一番の理由)

  

帰国を決めた後にやったこと

エージェントへ退去申請

現在の部屋の賃貸契約が8月23日まで
もともとロックダウン前から部屋の更新はしない予定だった
(近所にあるバーが夜中までバンド演奏していてうるさい、トイレの水が流れにくい、シャワーの水圧が弱い、…など)
当初の予定より1ヶ月早く退去するためエージェントに事情を説明した
本来であれば契約違反になるので保証料は返金されないのだが毎月きちんと家賃を納めていた、ということでオーナーのご好意により保証金を返してくれることになった(オーナーはドバイの医者らしい)

部屋にある荷物を整理

家にある食材(保存のきくもの)、調味料、衣服など処分する予定だったものはハウスキーピングしてくれていたおばさんにあげたりして身の回りの整理をした
ゼブに戻ってくることを見越して日用品は社宅へ置いてもらうことにした
そもそもの荷物が少ないので掃除を含めて3時間ぐらいで完了した

航空券を購入

8月1日のフィリピン航空のチケットを購入した
40,000円ぐらい
フィリピン航空で直通便が運行していた
値段も6月の便よりも半額安くなっていたので速攻購入した

フライト日までの宿の確保

8月1日のフライトまではマクタンに移動してホテルを転々とする予定

  • 7/23〜25 リゾートホテル
  • 7/26〜30 Airbnbのアパート
  • 7/31〜8/1 空港近くのホテル

お世話になった人に挨拶

Wi-fi環境を無料で提供してくれたレストランのスタッフのみなさんとコンドミニアム内にあるランドリーのスタッフにお別れの挨拶に行った
お礼に日本食スーパーで買ったお菓子を渡したらすごく喜んでくれた
 

次回は最後のフィリピンはマクタンでの生活について書く

【セブロックダウン】サバイバル生活 その4

あれからなんやかんやあって8/5現在は日本に帰国している
当初の予定では賃貸契約の終了する8/23までセブにいるつもりだったがなぜ帰国を早めることになったのかそのことについて書くことにする

 

ここでまずはおさらい

世界で最長ロックダウンを更新中のフィリピン
二転三転する政府の対応に市民も振り回されることになった

フィリピンの隔離処置は4段階

  1. ECQ(Enhanced Community Quarantine)
  2. MECQ(Modified Enhanced Community Quarantine)
  3. GCQ(General Community Quarantine)→ 現在はココ (8/5時点)
  4. MGCQ(Modified General Community Quarantine)

ECQは一番厳しい隔離処置で食料の買い出し以外は基本的に外出禁止
コミュニティ隔離措置(ECQ)の主な内容としては以下の通り
・24時間の外出の禁止。
※食料品の買い出し等、生活に必要な外出は各家庭に1枚の外出許可書が配られるため、許可書を持った1名のみ外出可能。
・ジプニー、タクシー、バイクタクシー等、各交通機関の停止。
・スーパー、薬局、銀行等ライフラインに関わる業種以外の営業停止。
※飲食店は、デリバリー・テイクアウトのみ営業可。
・車のナンバープレート末番にて、走行可能日の管理。
酒類の販売停止。


GCQでやっと店内での飲食(客席50%以下)、公共交通機関の利用が可能になるので、約4ヶ月は近所のスーパーに食材を買い出しに行く以外はまともに外出できない状態が続く

5月

5月16日にさらに31日までのECQ延長を発表

フィリピンで働いているが日本の祝日に合わせて会社が休みになるのでGW期間中は部屋に引きこもってずっとドラクエを遊んでいた
クーラーを効かせた部屋に終日いるため肌が乾燥して今までにないくらいカサカサの砂漠状態になった
慌てて近所のドラッグストアでフェイスパックを買った

このときは「しばらくしたらオフィス再開するだろうな」と本気で思っていた
お手製カレンダーでロックダウン解除までの日を引き続きカウントダウンしていた 

6月

6月1日からMGCQに緩和
6月16日からECQに逆戻り

個人的にやけくそになったのは6月16日からのECQ逆戻りの発表がニュースになったとき
それまでスーパーへの食事の買い出し以外の外出を控え帰宅時に手洗いうがいを徹底していた
MGCQに緩和されたことで気が緩んだのか感染者が爆増、一転ECQに規制を強化することになった
一回上げてからの下げるは結構きついんだなーと身をもって知った
ニュースでバランガイの人たちがマスクなしの三密状態で遊んでいる写真を見て、真面目に自粛生活を送っているのが馬鹿らしくなりここからカレンダーを作るのをやめた

 

7月

7月16日やっとMECQに緩和

携帯のSIMの調子が悪くなり家で仕事ができなくなってしまった
というのもノートパソコンを携帯のテザリングでネットに接続していたのでSIMの調子が悪くなるともろに仕事に影響が出る

そこでロックダウン前に開拓していた近所のゲストハウス兼屋外レストランに駆け込んでWi-fiを使わせてもらうことにした
そこは近所の外国人のおじちゃん達の溜まり場になっていて昼間から酒盛りをしていた
夕方になると爆音のレゲエミュージックと笑い声がうるさくてオンラインMTGどころではない
社員に相談したら近くにあるデザインスクールの教室として使用しているオフィスの鍵を貸してくれた
これで仕事は問題なく行える、よかった

通勤という行為を約3ヶ月していなかったので久しぶりに太陽の光を浴びながら屋外を歩くとすぐに息が切れてしまった
意識して散歩なり体を動かさないとニューノーマルになった時になにがしかの障害が出るので通勤(外に出て移動する行為)に体をならしておいた方が良いと思った
在宅勤務の人は本当にすごいな

 

セブからの脱出を決める

ネット環境を求めて朝に家からカフェ、夕方にカフェから家までの道を歩く
すると路上生活をしているファミリーに何組かを見かけた
ロックダウン前も路上生活者はいたがそれまでと大きく違ったのは
主流だったお母さん子供の組み合わせではなく、働き盛りの成人男性が混ざっていることだった
火を起こして外で料理を作っていたり、ビニールシートを使って簡易テントを作っていたり、昨日まで家に住んでいた人が職を失い家を失い路上での生活を余儀なくされているといった感じだった

また、数人の子供たちがお金や食べ物を恵んでくれと道路を練り歩いている様子も何回か目にした
去年のクリスマスシーズンにたかられたことがあるがそのときの非ではない
死活問題なので物乞いにも力が入るし、しつこさもパワーアップしていた

ECQでこの状態なのだからニューノーマルになったら私の家の近所は大量の路上生活者で溢れることになるだろう
日本人なんか速攻カモられるので気軽に外出することも難しくなる
これはいよいよやばいと感じた
セブから離れようとこの瞬間に決めた

次回はセブ脱出までの記録をまとめる

【セブロックダウン】サバイバル生活 その3

 3月28日(土)

セブのロックダウン(厳密には"強化されたコミュニティ隔離措置")が開始

「こんな時だからこそ」と謎の言い訳をして、買い込んだポテトチップスとジュースを爆速で消費する

3月30日(月)

本格的に自宅でのリモートワーク開始
現在住んでいるコンドミニアムは19階で周りに高い建物がない
まじまじと昼間に窓からの景色を眺めることがなかったので気付かなかったが眺望が良い
窓を開けると風が通るので自宅で仕事するのも悪くないかもと思い始める

食料を買い出しに行くため外出することにした
場所にもよるが外出する際には外出許可証を携帯する必要があり、スーパーマーケットに入店する際や検問所で提示求められることがある
コンドミニアムの受付で外出許可証を借りることができたが、一回の利用につき2時間までの制限付きだった 

4月1日(水)

ロックダウン3日目
この生活があと3週間以上続くことに漠然とした不安を感じ始める

もともとインドアの趣味が多く、自炊もしていて調理器具や調味料もある程度揃っており、お酒も飲まないのでロックダウン生活は余裕だった

ただ、外出制限があり外部からの刺激が少ないため、曜日感覚を少しずつ失いながらこの軟禁生活を続けていくことで気が狂ってしまうのではと思うようになった

とりあえず自作でカレンダーを作って冷蔵庫に貼り付けた
ロックダウン解除までの日数をカウントダウンで確認することにした

4月7日(火)

直近の問題はランドリーと飲み水の確保だった

いつも使っていたランドリーはクローズしており、コンドミニアムのスタッフに近所のオープンんしているランドリーを聞くが全てクローズだという回答があった

基本的にフィリピン人の言うことを信用していないので、Googleマップでランドリーを検索してヒットした店舗を1件ずつ確認することにした
3件目にしてオープンしている店舗を発見!
ランドリー問題はあっさり解決した

 

残るは飲み水の確保だ。毎回、2Lの水を持って帰るのダルいなーと思い、部屋の備え付けであった簡易ウォーターサーバーを初めて使うことにした
コンドミニアムのスタッフに水のデリバリーをしたいと伝え、お店の電話番号を教えてもらった
電話するとその日のうちに配達するということで、数時間後には部屋にボトルを持ったスタッフが到着していた
だが、よくよく聞くと空のボトルをスーパーで事前に購入して、その空のボトルと水の入ったボトルを交換する必要があるとのことだった
その日は水の購入を諦めることにした

4月8日(水)

家から一番近いスーパーに行ったが空のボトルが売っていなかった
明日からホーリーウィークでスーパーの営業は完全に停止する
空のボトル探しは週末まで持ち越しになった

4月11日(土)

家の近所にある他のスーパーに空のボトルを買いに行くが在庫なし
もう水の注文は諦めるしかない

4月15日(水)

Zapateraエリアで29名の感染者がでる

セブの他のエリアは感染者1~2名なのに対してZapateraというエリアで急に感染者数が増えたため、「どこだろう」とGoogleマップで検索したら家のすぐ隣のエリアだった(さらにその翌日に50名の感染者が出たと発表あり)
Zapateraはトータルロックダウンとなった(エリアから完全に外出禁止)

4月17日(金)

社員が車を出してくれることになり、日本食スーパーとコリアンマートに食料の買い出しに行くことになった
久しぶりに日本人同士でまともな会話する
テンション上がる 

4月20日(月)

預けていた洗濯物を受け取りにランドリーに行くとクローズになっていた
「月曜は定休日だったかな?明日また来よう」と出直すことにした

4月21日(火)

この日もランドリーがクローズになっていた
嫌な予感がして向かいの店の店員に「ランドリーって最近クローズした?」と聞くと、どうやら店員がトータルロックダウンのエリアの住人で出勤できないらしい

話を聞いた男性をよく見ると見覚えのある顔だった
偶然にもそこは私が水をデリバリーした店だった
事情を説明して「空のボトルはどこにも売っていない」と説明する
すると店頭でボトルを売ってくれた、さらに家まで水を持って行くから車に乗っていいよと言ってくれた感謝

4月22日(水)

ロックダウン(コミュニティ隔離強化)の延長を発表 

さらに2週間延長になるとのこと
ここにきて会社の日本人から帰国希望者が出ているとの話を聞く
代表から「帰国したいですか?」と聞かれたので「全然」と回答した
もし、帰国するとしたらロックダウン解除の治安が悪化したときかなー

来週で1ヶ月になるが今のことろストレスは無い
ロックダウン開始すぐにこの期間にやることを決めていたのがよかったのかも
ただ、やることを多すぎて時間が足りない

ロックダウン期間中にやること
  1. プログラミングの勉強をする
    Progateのレッスン、Udemyのレッスンを受講 → 進行中(Progateの中級クリア)
  2. 英語の勉強をする
    オンライン英会話レッスンを受講 → 未着手
  3. 読書をする
    課題図書「ハリーポッター」全シリーズ読破する→ 進行中(4章まで読破)
  4. ゲームをする
    課題ゲーム「ドラゴンクエスト5」クリアする→ 進行中(ボス「ブオーン」バトル勝利)
  5. 運動する
    Youtubeのトレーニング動画を視聴しながら体を動かす→ 進行中(サボり気味)
  6. 料理する
    新しいレシピ10種類に挑戦する→ 進行中(5種類完成)



つづく…

【セブロックダウン】サバイバル生活 その2

3月19日(木)

昼休みに日本人社員が「日本へ帰国したい」とぼやいていた
(なぜ、こんなサバイバル生活を堪能できるのに?!みすみす帰国するなんて勿体無い!)

 

3月20日(金)

この三連休はセブシティを離れてマクタン島にあるサービスアパートメントに宿泊することにした
万が一レストランがクローズになってもキッチンのついている部屋だと自炊できると思ったからだ
ここでもやはり価格が驚異の80%OFFになっていた

14時にチェックインをした
マクタンニュータウン内にあるアパートメントは部屋が広くて、窓から海の見える景色が最高だった

15時に友達のオススメのスパを予約してマッサージしてもらった
お店の人から「マクタンにあるスパはほとんどクローズしている」という話を聞いた(この店もこの翌々日にクローズになる)

夜はアパート近くの日本食レストランでテイクアウトして広々とした部屋を堪能しながらご飯を食べ日本に住んでいる友達とオンライン電話で談笑した(この店も翌々日にクローズになる)

その日の夜に会社から連絡が入った
「オフィスが入っているビルが急遽クローズになり、来週から自宅作業になる」
私の部屋はWi-Fiがはいっていない、やばい

3月21日(土)

昼頃までダラダラしてランチは昨日テイクアウトした日本食レストランでうどんを食べた(麺がぶちぶち切れまくってて悲しかった)

宿泊している部屋を間違えて2名で予約していたことが発覚
勿体無いのでインターンの女の子に遊びにおいでと誘ったら来るということで夕方合流

同じく週末をマクタンで過ごしている別の社員グループと合流して焼肉を食べた
セブシティはお酒の販売が禁止になったためみんな美味しそうにビールを飲んでいた(私は下戸なのでビールは飲まない)

3月22日(日)

11時にチェックアウトをしてランチを食べようと三日連続で日本食レストランに行くとクローズになっていた

とりあえず私のコンドミニアムの下にカフェがあるからそこでランチしよーということになりタクシーでセブシティへ戻ることに

日曜のこの時間だと渋滞がひどく1時間以上はかかるところが20分ぐらいで到着した
車が全然走っていない…!
車内から閑散とした街の様子を眺め、コロナウィルスによる影響を改めて突きつけられた

コンドミニアムに到着するとカフェがテイクアウトのみになっていた
まぁ、でも私の部屋で食べればいいよねと思いロビーに入ると「ここから先は住人のみしか入れない」とのこと
ロビーの椅子に座って後輩とテイクアウトしたサンドイッチを頬張った

そのあと近くのショッピングモール内にあるスーパーマーケットに行くためタクシーで移動
モール内はバリケードが貼られており特定の店以外の移動ができなくなっていた
スーパーは2つあり、それぞれのスーパーから一番近いエントランスまでモールの外を移動して入店しなければならなかった

3月23日(月)

朝オフィスに寄ってIDカードを受け取り、仕事で使う文房具などを回収した

自宅でのリモート作業になるため私のチームの社員を集めて簡単なMTGをした
あとは案件ごとに関係者を集め話をして解散

その後、会社の経営している語学学校のオフィスに移動する予定だったが室内は狭く、何人がそこを使用するか分からなかったため、あらかじめホテルを予約していた
この頃にはWi-Fi環境のあるレストラン、カフェはテイクアウトのみまたはクローズ
コワーキングスペースもクローズしていた
ネット環境確保のため念のためにと思っていたがここがなかなか良かった
ホテル内は誰もおらず併設されたバルコニーデッキでソファに寝そべって風を受けながら仕事という良い体験ができた

その日は夕方にコンドミニアムで光熱費を支払う予定だったため、ホテルは私の代わりに後輩に宿泊してもらってそのまま自宅へ帰宅した

3月24日(火)

自宅のWi-Fiがないためスマホテザリングで仕事することになった

朝オンライン会議に参加する予定だったがZoomが繋がらないという事態になり、自宅近くにWi-Fi環境のある場所はないか探しまくった

家から歩いて5分ぐらいのことろにレストラン併設のホステルがある(Wi-Fi完備)という情報を見つけ速攻で行ってみた

レストランは営業をしていてフードとドリンクもあったがアルコールしかないとのことだったがお店の人がわざわざソフトドリンクを買いに走ってくれた
早速そこで仕事することにした

夕方になると常連の外国人のおじいちゃん達がビールを飲みに来る
テーブル下は猫の親子が食べ物欲しさにうろうろしている
店員はソファで寝転がって居眠りしている

ここだけ別世界のような謎の安心感があった
スタッフの人が「この場所いつでも使っていいよ」っと言ってくれた

3月26日(木)

セブが3月28日〜4月28日までロックダウン(厳密にはコミュニティ隔離措置)することが決定した
社員は数週間の食料確保のためスーパーに走りに行くことになった

私は家の斜め前にスーパーがあるためいつでも水と食料確保ができるのでそこまで焦ってはいなかった
これから公共交通機関が使えなくなるため家から遠いところにある日本食スーパーで食料を買いに行くことにした

社員からスーパーの近況報告が上がってくるがどこも長蛇の列になっていた
絶対絶対絶対絶対に並びたくない!
日本食スーパーは店内には2名ほどしかおらず、生鮮野菜はないものの麺類と日本米は残っていたので買い込んで帰宅した

3月27日(金)

この日は3月24日に見つけたレストランで作業をした
常連のおじちゃんと顔なじみになり、なぜかチキンを分けてもらった
どこに住んでいるか聞かれたので「〇〇だよ」と伝えると
「お前の住んでいるコンドミニアムは傾いているぞ。ピサの斜塔だ!」
「1階にあるセブンイレブンコンドミニアムがオープンしてから一年以上もComing Soonになっていて最低だ」
突然ディスられる

 

つづく…

【セブロックダウン】サバイバル生活 その1

セブがロックダウン生活22日が経過したので、ここまでの流れと私の身の回りの様子をまとめた

 

3月12日(木)

夕方の記者会見で大統領がメトロマニラロックダウンを宣言

 

3月13日(金)

会社では社員が自宅でリモート作業ができるようポケットWi-Fi支給の手配が進められた(Wi-Fi契約していない家庭が多いため)

マクタンからやってくる社員は公共交通の乱れなどで出社が困難になることが予想され優先して配ることになった

この日私は会社を休んで友達とマラパスクワへ旅行する予定だった

セブのノースターミナルから車で約4時間、マラパスクワ行きの船に乗るためセブの最北端にあるマヤ港へ向かった
到着してターミナルでチケットの購入をしたが受付のスタッフがピリピリしており
「フィリピンにいつ入国したか」
「入国前にどこの国にいたか」
細かく質問され、パスポートのコピーを取られるなどチェックがとても厳しかった

大統領の記者会見はニュースで見て知っていたが、まさかこの適当な国フィリピンの国民がロックダウン宣言の翌日にコロナウィルス対策のために動くなんて驚いた
この時に初めて「これはただ事ではないな」と深刻さを実感した

マラパスクワ旅行の目的はカランガマンという無人島だった
現地ガイドに翌日のカランガマンのツアーの予約をしてホテルでゆっくりした後、アイランドホッピングに繰り出した

アイランドホッピングが終わりホテルに戻る途中に今朝カランガマンツアーを申し込んだガイドのおじちゃんの姿を見つけた

「コロナウィルスの影響でカランガマンが入島禁止になった。明日のツアーは別の島で良いか」ということだった

別の島へのガイドを改めて予約してホテルへ帰宅したところ、宿泊者が全員ロビーに集まって大統領の記者会見を食い入るように見ていた

コロナ騒動を忘れるための束の間のバカンスのはずだったが、着実に私たちの背後まで迫ってきていた

 

3月14日(土)

メトロマニラで夜間外出禁止令発表
セブ・入域制限
休校、夜間外出禁止令

朝から夕方までツアーをたっぷり楽しんで帰宅したところ友達の携帯に語学学校のスタッフから「来週から休校する」という連絡が来ていた

当初、友達は3月末まで語学学校で英語の勉強を行い、4月中旬までフィリピンを旅行する予定だった
コロナ騒動で旅行を断念することになってもいざとなれば私の家か、またはホテルへ宿泊するという計画だった

ここしばらくは状況が悪くなることはあっても良くなることは絶対ない、私は友達に日本へ帰国することを強く勧めた
結局どこに行ってもコロナ騒動は付いて回るしリスクもある、だったら医療体制や治安の良い日本へ帰った方が絶対良い

 

3月15日(日)

セブシティへ戻り友達と解散して各自食料確保のためスーパーへ向かった
この頃から買い占めは始まっており、スーパーや薬局からはマスク、トイレットペーパー、マスク、消毒液が消えていった

その日の夕方Twitterで友達の予約していたセブパシフィックのフライトキャンセル情報が流れてきた
友達に知らせると慌てて一番早い日程のフライトのチケット争奪戦のため奮闘することになるがこの時の私はそれを知らなかった(その後、友達は無事に帰国チケットを確保できたようだった) 

3月16日(月)

夜8時から朝5時まで夜間外出禁止令が出たため会社ではフィリピン人社員がIDの作成作業を急いで進めていた(帰宅時に外出禁止時間になった場合、警察にIDの提示を求められることがあるため必要になる)

夜間の外出ができなくなったため友達と会うことが難しくなってしまった
私が会社が終わってから友達に会いに行ったとしても話せるのはせいぜい1時間ほど
いろいろ考えた結果、友達の宿舎の近くにあるホテルを予約することにした
そうすれば夜から朝にかけてゆっくりおしゃべりすることができる
ホテルは相次ぐキャンセルによって価格が80%OFFになっていた

3月17日(火)

当日19時に友達とホテルのロビーで待ち合わせ

仕事が終わり急いでバイクタクシーを捕まえてホテルへ向かった
友達から連絡がありホテル内のレストランは全てクローズになっているという情報を聞いて、ホテル近くにあるレストランでテイクアウトを頼んだ

夜間外出禁止の時間が迫っていたこともあってオスメニアサークルが尋常ではない混み方をしていた
道路には迷彩服を着たアーミーが交通整理と気まぐれに体温計で体調チェックをしていた
バイクタクシーのドライバーはそれを無視して車の間をすり抜け目的地に向かった

平日の夜にも関わらずショッピングモールはたくさんの人でごった返していてスーパーは長蛇の列をつくっていた、異様な光景だった

友達となんとか合流を果たし、部屋へ移動して会っていなかった間のすったもんだの話を互いに共有した
22時近くにホテル内のスパが営業していたのでマッサージを受けてサウナに入って眠りについた

この頃から自分自身でテンションが高くなっていることを自覚していた
連日の非日常感、文字通りのサバイバルに「あぁ、今生きることに必死になっているな」と
不謹慎だし誰にも共感されないと思い黙っておくことにした
(愛読書はさいとうたかをの漫画「サバイバル」)

 

つづく…

まじめに不良になろうとしている話 その2

半年ぶりにブログ再開後、最低でも月1回は更新しようと思っていた矢先コロナウィルス騒動ですったもんだあり3月は更新をすっかり忘れていた

本来であればコロナウィルスについての記事を書くべきだが、どうしても不良化計画のシーズン1終了を報告をしないとスッキリしないため書いてしまう

 

セブ島の会社へ転職後、「日本でできないことをしよう」と突然始めた35歳での不良化計画 

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 前回やり遂げると言っていたTODOがどれぐらい消化できたか結果を報告する

ピアスを開ける → 完了!

当初の計画

ふつーに両耳に1つずつ
軟骨は痛いのと落ち着くまでに半年かかるみたいで諦めた

これは右耳3つ、左耳2つ開けることに成功した
なぜ数を揃えなかったかと言うと寝ているときに体の左側を下にして寝るので左耳だけ痛みに我慢できずに外してしまったから
イヤーカフといってホールを開けなくても耳たぶ以外の部分につけられるアクセサリーを見つけた
これで軟骨ピアス問題は解決!

髪の毛を金髪にする → 完了!

当初の計画

じつは白髪が目立って来たので金髪にして目立たなくするため
夏木マリみたいなサイド刈り上げの金髪にする

色々あって計画してから約半年後に金髪にすることに成功した
セブの日本人経営の美容室で聞き込みしたところフィリピンの薬剤では綺麗にブリーチできないかも…という回答がほとんどで結局一時帰国したときにブリーチすることにした
厳密には金髪というかアッシュゴールド?若干くすんだ金髪になった

タトゥーを入れる → 断念

当初の計画

もちろん消えるヘナタトゥー
なぜならそのままで銭湯に入れなくなるから

タイミングを逃してまだ実現に至らず…
タトゥーはいれたいと思ったときにいたらいいのだが、そんなにいれたいとも思ってないのが原因
これはフェイクタトゥーを買うことで解決した
ストッキングのような薄手のアームカバーで100円均一ショップなどで販売している(妹に頼んで購入済)

不良が着てそうな服を買う → 断念

当初の計画

セブの全身タトゥーの人たちに人気のアパレルショップ
Tシャツを買うがそれで不良っぽく見えるかは謎

セブ内でもブランドの知名度がそこまで高くないため、ロゴ入りTシャツを着てるだけで全然不良感がでないので断念

パッと見だけでどっからどう見ても不良だと分かるアイテムはフィリピンにはない 
そこで日本でスカジャンの購入することにした

正直スカジャンがフィリピン人から見て不良だと認識するかは分からないが…

頭のサイドが刈り上がった金髪で
軟骨にピアスをつけて
腕に和柄タトゥーがはいって
背中に虎の刺繍が入ったジャンパーをきている女

明らかにおとなしい女でないことは伝わるはず 

 

シーズン1を終えて結果どうなったか

1. フィリピン人ドライバーに舐められなくなった

黒髪だったときはバイクタクシーに乗ったときに「彼氏いるの?」「結婚してるの?」とヘラヘラした顔で声をかけられてイライラしていた
(モテるとかそういうことではなく日本人女性ということで舐められているだけ、悲しいけどこれ現実なのよね)

金髪にしてからは一切そんな舐めた口を聞いてくる奴はいなくなった

2. レズビアンだと思われるようになった

女友達と二人でマラパスクワ島へ旅行に行ったとき、現地のガイドにレズビアンカップルと勘違いされたようだった

なんでだろう、私の髪の毛がショートカットだからかなと思っていたのだが
ハッとしてピアスの穴の数についてネットで検索したところ

海外でもピアスの数で意味を表す風習があります。
例えば左耳にピアスを2つ(偶数)右耳に1つ(奇数)開けていれば『レズビアン』であるという意味になります。

これやんか、もう完全にこれやんか。

ただ、ここで私がレズビアンではないと否定することはレズビアンに対する差別になるのであえて否定することはしなかった
(前にキアヌ・リーブスが同じような発言していたのをどっかで見た。昔キアヌファンだった自分的には同じ志を持っていたい)

次回私がその島に他の女友達と遊びに行くときに尻軽女とそう思われるがそれもあえて否定することはしない

人にどう思われようが全く問題ない

 

シーズン2ではイヤーカフ、フェイクタトゥー、スカジャンのアイテムを手に入れるというTODOをこなす

そして、さらにキックボクシングという新しいTODOも追加したい
筋肉のないフィジカルは”いかついビジュアルと”鋼のメンタルに似つかわしくない
(世界的に有名なボクサーであるパッキャオを生み出したフィリピンでなぜボクシングではないのかというと、友達からキックボクシングは上半身と下半身をバランスよく鍛えられると言われたから)

 

次回はセブ島ロックダウンサバイバル日記を書こうと思う