マグロ回遊記

マグロは泳ぎが止まると死んでしまうんやで

ブログを半年ぶりに再開

引越し先の家にWi-Fi環境がないため夜にブログを書く習慣がなくなってしまった

ブログを開始してから約2年が経過してリアル俺の空の旅の目的も当の本人が忘れている始末で

携帯からせっせと記録のために空白期間についての書いておくことにする

2019年8月 新居へ引っ越し 数年ぶりに一人暮らしに戻り完全に自由を満喫

2019年9月 前職の友達が遊びに来る 横浜で働いていたときの友達 マクタン島にあるリゾートホテルに宿泊 オスロブでサメと戯れ、スミロン島で青い海を満喫

2019年10月 前職の友達が遊びに来る ニセコで働いていたときの友達 カモテス諸島へ1泊2日の旅 ホテルが電気がつかない、トイレの水が流れない、シャワーが使えないなどのハプニング続出 人生で初めて湧水での洗髪経験 いろいろあったので別で日記にする

2019年11月 一時帰国 台風の影響で被害あった相模原市に2日間災害ボランティア参加

2019年12月 高校の時の友達たちが遊びに来る マクタン島にあるリゾートホテルへ宿泊 朝にダイビング、昼はモールで買い物 次の日はおなじみの観光コースを巡り、カワサン滝の川で泳ぐ 会社の同僚にアテンドをお願いして超ローカル観光プランを満喫

はじめての社員旅行 午前中は海のアクティビティを楽しみ、昼はチーム対抗のダンスと歌のパフォーマンス もちろん優勝 夜はフィリピン人男性社員によるミスゲイコンテスト なぜが私がクイーンオブザナイトを特別受賞

2020年1月 まじめに不良化計画完了 ピアスの穴は3つ、髪の毛は紫へブリーチ、ネイルは黒 ロックンロール

次回は不良化計画完了までの道のりについて詳細に書く

まじめに不良になろうとしている話 その1

せっかく海外で働くのだから日本で”できないこと”をやろうと考えた
ここでの”できないこと”とは現実的にはできるんだけど日本人ならではの空気の読みすぎでしづらいことを指す


そこで分かりやすく見た目を不良にすることにした
具体的には以下の通り


・ピアスを開ける
ふつーに両耳に1つずつ
軟骨は痛いのと落ち着くまでに半年かかるみたいで諦めた


・髪の毛を金髪にする
じつは白髪が目立って来たので金髪にして目立たなくするため
夏木マリみたいなサイド刈り上げの金髪にする


・タトゥーを入れる
もちろん消えるヘナタトゥー
なぜならそのままで銭湯に入れなくなるから


・不良が着てそうな服を買う
セブの全身タトゥーの人たちに人気のアパレルショップ
Tシャツを買うがそれで不良っぽく見えるかは謎


不良というか高校一年の夏休みに調子に乗って見た目を派手にするレベル


ちょうど会社の試用期間が3ヶ月なので、試用期間終了とともに不良化を完成させるスケジュールだ。


ということで、まずはピアスを開けることにした
会社の同僚に聞いたところによると、ピアスはモールに入っているアクセサリーショップで開けてくれるそうだ。
SMモールのシーサイド店がかなり広いみたいで、さすがにそこに行けば開けられるだろう、ということだった。


早速週末を使って行ってみることにした。
私の家からだいたいタクシーで10分ぐらいのところにあり、海沿いに要塞がそびえ立っていた。


で、でかい!!でかすぎる!!
フロアマップを見るも店の名前が分からないので途方に暮れる…
とりあえず最上階(4階)まで登り、フロアをぐるっと歩いて順番に降りていけば見つかるだろう
そう思ってフロアを歩くのだが一向に折り返し部分にたどり着かない
最上階のフロアは美容室、ネイルサロン、マッサージ屋、家電ショップなどが並んでいるため「ここにはない」と判断
3階に降りて歩き出し…「このフロアにもないか」と2階に移動したはずがフロア3の表記が目に入る
「あれ、ここはどこだ」
自分の居場所を完全に見失ってしまった


そして、もう歩けないほど体力が奪われていた
4階にあったマッサージ屋に行って休もうと計画を変更してタイ古式マッサージ1時間コースを受けた
足を洗ってもらっているときにペディキュアが剥がれているのに気づき
マッサージが終わると向かいにあるネイルサロンに行ってペディキュアを塗ってもらった
「あ、そうそう。水とトイレットペーパー買わなくちゃ」とスーパーに入り今日はタクシーを使うからと日用品を買い込んだ
そのあと、ちょっと小腹がすいたなーとカフェで夜ご飯を食べ
満足して帰る気満々になっていた


アクセサリーショップは今日は見つからなかったから、同僚にちゃんと場所を聞いて後日出直そう
そしてタクシー乗り場に向かうとそこには長蛇の列が…


Grabでタクシーを呼ぶかと操作をするが全く捕まらない
仕方なく最後尾に並ぶが1時間かけて2台ほどしかこず、全く人が減らない


幾ら何でもこれはさすがにおかしい…
このまま待ってられないので歩いて大通りに移動することにした
が、ここでさっき買った日用品の重さが腕にどっしりのしかかってきた
この荷物を持っては歩けない…


「Hey,Mam!」見知らぬおじさんに声をかけられた
「タクシー捕まらないならうちの車に乗るか?」
でも、他の客が全くその人の車に乗ろうとしなかったので、これは怪しいと断った
多分倍以上の運賃を請求するぼったくりタクシーだ


1時間が経過した…
相変わらず私の周りをぼったくりタクシーのおっさんがうろついている
やはり日本人だから金持ってるだろうと思われている
しびれを切らした他の外国人がぼったくりタクシーに吸い込まれていく
グループで来ている客は一人が歩いて大道通りに移動してタクシーを呼び、戻ってきて仲間をピックアップするという作戦をとっていた


すでに時刻は22時…

会社のSlackで他の同僚に相談することにした

 

「かくかくしかじかこういう状況です。
この時間に大通りまで歩いて移動するか
ぼったくりタクシーに乗るか
大人しく待つか
どれがいいですかね〜?」


するとセブ生活が長い女性社員から返信があった

「夜道は歩かない方がいいです
ぼったくりタクシーも危ないのでやめた方がいいです!」


私は引き続き大人しく待つことにした


そして、さらに1時間が経過した
しつこくGrabを呼び続けるも反応はなく充電がなくなって来てさらに焦る


するとタクシーが連続してやってくるようになり
目の前の客がどんどんタクシーに乗り込んでいく…!
待つこと約2時間30分、ついに私の番になりタクシーを捕まえることができた!


乗り込んだタクシーのおっちゃんに思わず「あんた神様だよ!!」と叫んだ
「わたし2時間30分もタクシーを待ってたんだけど!」
「そんなに待ってたのか?!だったら俺は神様だ!」
二人で「イエーイ!」とハイタッチした


走り出してからタクシーのおっちゃんが話だした
「今日はダンスコンテストがあって、それで渋滞してたんだよ」
「ダンス?!」
私はおっちゃんが蛇行運転をする車のことを揶揄してダンスコンテストと言ってるのかと思って
「なんじゃそりゃー」と笑った


しばらく走っていると隣のレーンから眩しい光が差し込んできた
リオのカーニバルばりに派手な衣装を来た人たちのパレードだった
欽ちゃんの仮装大賞みたいなセットが所狭しと並んでおり道路を占領していた


「な!このせいなんだよ。このせいで渋滞になってたんだよ」
本当にダンスコンテストだった

わたしは爆笑した
おっちゃんもつられて笑いだした
「フィリピン人サイコーやな!」と私が言うと
「俺たちは友達だー!」とおっちゃんが叫びまたハイタッチした


10分後、無事にタクシーがコンドミニアムに着いた
200ペソのところ私は300ペソ渡した
「100ペソ多いよ!」と返してきたので「受け取ってくれ!なぜなら私たちは友達だから!」と言ってわたしはタクシーを降りた


おっちゃんはわざわざタクシーから降りて「ありがとー!ありがとー!」と叫んでいた
私は柳沢慎吾ばりに中指を立ててコンドミニアムに入っていった


全く目的を果たしていないのに謎の達成感があった

セブで働き始めてマイケル熱が再燃した話

なんやかんやありーので今セブにある会社で働き始めている
もう職場環境が天国すぎて本当にありがたい


最高ポイント1
新しい住居が決まるまでオフィスの隣にあるホテルを会社がとってくれており、毎日通勤が1分という距離
無料で朝食がついてきて数種類のメニューから選ぶことができる


最高ポイント2
毎日お弁当が無料で食べられる
昼になるとフィリピンの家庭料理が入ったタッパーと社員が炊いた米が出てくる
キッチンテーブル周りに社員が集まってみんなでご飯を食べる


最高ポイント3
オフィスにコーヒーメーカーがありいつでも自由にコーヒーが飲める
しかも、バリスタ経験のあるフィリピン人スタッフがいてめちゃウマコーヒーが昼食後にでる


最高ポイント4
毎日英語の無料レッスンを受けられる
最近は私がマイケル(私のお気に入りのフィリピン人アイドル)の話ばかりするので授業のトピックにたどり着かずにレッスン時間が終了という事案が発生している


フィリピンに戻ってきたことでマイケルの話ができる喜び
誰にも話ができなかったストレスが爆発して
入社初日からマイケルのためにフィリピンに戻ってきたと公言したことでマイケル好きの日本人というキャラが定着した


社員にはマイケルには彼女がいるから諦めろと説得された
Boys next doorって言われて笑った

 

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オフィス内には代表の趣味でキッチンとソファ、ビリヤードがありずっと音楽がかかっている
有名な曲が流れると社員が歌を口ずさみ小さい合唱になる
商品を持ってレジ前に立っている私に気づかず熱唱しているコンビニ店員
誰もいないフロアでギターを弾き語りしているオフィスビルの管理スタッフ
最高!フィリピン人!これを求めてた!私!
去年スービックでフィリピン人生徒に日本語を教えていた日々を思い出す


初めてのセブはもうたまらなくフィリピンって感じだった
ノリが良い店員さんとおしゃべりしているとしばらく楽しいひと時を過ごすことができる
ホーチミンにいた時は何も喋らずにその日が終わるなんてことは日常茶飯事で
誰かと何かを話す、ということができて楽しい

 


ホーチミンの会社とは残念ながら合わなかったがホーチミンの街は本当に素晴らしかった!
会社を辞めてセブにくるまでに一週間ほど遊んだがもう最高すぎた
フィリピン褒めちぎっているが一生を過ごすとなると迷わずホーチミンを選ぶだろうなと思っている
その理由や街の良さは次回まとめる予定(と言ってまとめないかもしれない)

【生活編】ホーチミンに来て1ヶ月が経ったのでまとめてみた

ここ二週間ぐらいの1日の流れ
かなり早寝早起きになり睡眠時間がビックリするぐらい増えた

7:00 起床

7:30 通勤
朝ごはんをマンションの一階にあるパン屋で買いバイクタクシーで通勤

8:10 出社
朝は通婚ラッシュで20分ぐらいかかる
会社に着いたらパンとコーヒーを食べる

8:30 始業

12:00 昼休み
近所にあるカフェを探索

17:30 退社
バイクタクシーで帰宅

18:00 帰宅
マンションの一階に入っているスーパーで食材購入
部屋の掃除や洗濯ものをする

晩御飯の準備をしながらNetflixであいのり視聴
同居人がおすすめするので見始めたが、ながら見にピッタリで毎日観るように

19:00 晩御飯
同居人が帰宅してあいのり進捗報告
鬱展開の後は気分を切り替えるためジムに行く

20:00 ジム
2時間ぐらいジムでウォーキングや筋トレ
Netflixでドラマを見たり英語の勉強したり

22:00 入浴

23:00 就寝

あいのりについて…

他人の恋愛見て何が楽しいんだとバカにしてたけど同居人に勧められた手前、共通の話題になるしなぁと期待せずに身始めたらノンストップで視聴してしまった
メンバーにでっぱりんという破天荒な博多女子がいるのだが、キャラが立ちまくってて場を荒らしまくるんで見てて飽きない
あそこまで己の欲望に忠実に生きられるなんて羨ましい限り
楽しませてくれて本当にありがとう、でっぱりん!

男の子との同居について…

生活スタイルがビミョーにズレてるのと、バスルームが2つ付いていてそれぞれが別のバスルームを使っているのであまりストレスがない
休みの日は同居人オススメのカフェやレストランを教えてもらい実際に行ってみたりしている
年もだいぶ離れているので気を使わないでいいし、むこうは料理しないからキッチンが独り占めできて最高




特に文句はないのだが、あえて欠点をあげるとしたら…



ジムで流れているBGMの江南スタイルヘビロテがしんどい

同じ曲をリピートしているので長時間いると辛い
特にこの流れが最強に辛さ増す
・ランバダ remix ver.
・江南スタイル

もちろんBluetoothのイヤフォンは持っていくのだが充電を忘れていることがあり、そのときは終わったぁ…と絶望する

ラッシュ時のGrabバイクで死ぬ思いをする

Grabバイクが移動の足になっており、ちょっとした移動でよく利用している
ただし、運転が荒いドライバーがいて何回か死ぬ思いをしたことがあるので心臓が弱い人はタクシーにしといた方が精神衛生上よろしい
私はまだ遭遇したことはないがよく事故って道路の真ん中に人が倒れていたりが日常茶飯事らしい
ドライバーの評価は事前にチェックできるか゛
星5なので、もはやガチャに等しい


私が気をつけているのは…

自分が道を知っている場合はルート通りに走るか確認する

スマホのナビを見ながら走っているドライバーがいるが、私の家の場所が分かりにくいのか何回も通り過ぎたことがある

常に帽子は持参しておく

ヘルメットが使い回しで臭い&汚いなので、帽子(私はGUのキャップ)を常に携帯しておいた方がいい
キャップの上からヘルメットを被るようにしている
以前何も被らずにいたらおでこにニキビができた(今までおでこにニキビはできたことがない)
これはキャップのせいだとにらんでいる

ホーチミン生活も残すところあと約一週間程度なので悔いのないように最後に一回くらいはレンタルバイクで走ってみたい

1ヶ月でホーチミンからセブ島の会社に転職することになった話

ホーチミンに来て約1週間が経過したころ、会社に対して漠然とした不安を抱くようになった


入国ビザのすったもんだ然り、それ以外にも「ちょ、マジか…!」ということが多々あり

 

前職の同僚とホーチミンで再会し、飲みの席で今の会社の話をしたときに「もっとちゃんとした会社あるよ」と教えてもらった

 

そんな話を同居人の男の子に話したら「僕の知り合いの会社紹介しましょうか」と、採用担当者につなげてもらった

その会社は世界に15か所ぐらいに拠点を持っている会社で、つないでもらった担当者はセブ島支社の女性だった
それぞれの支社に特徴があり、セブ島支社はデザインと企画からリリースまで一貫して制作に携われること、そして今年デザイン学校を設立したこともあり教育に力を入れていく、ということだった

数日後に面談を行ったところ私の職歴とフィリピンでの日本語教師経験に興味を持ってもらい「是非来てほしい」ということになった

さらに数日後に代表と条件面の話を行い正式に内定がでた

ベトナムのダナンにも支社があるのではじめはダナン支社を希望しようと思ったが、これも何かの縁かなとフィリピン行きを決めた

いま働いている会社は試用期間2ヶ月だったが、代表に契約を1ヶ月に短縮してもらうよう願いでた
それまでに私が会社に対して痛烈なダメ出しをしていたこともあり、ある程度は察していたようですんなりOKをもらった

 

7月からはベトナムを一人旅しながら7月中旬にフィリピンのマニラに移動、数日過ごしてセブ島に移動しようと思う

 

全然関係ないが、二区にあるスアントゥイ通りが最高すぎて休みの日はずっとこの辺をウロウロしている

こじんまりした店が集まった商業施設が等間隔にあり、散歩にうってつけ

私が知らないだけでまだまだホーチミンも面白い場所があるんだなぁ

セブ島に行くまでに観光を満喫しよう

 

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プノンペンで旅の醍醐味を思い出した話

入国ビザを取り直すため、週末にいちどカンボジアに出てベトナムに再入国し、そこで改めて入国ビザをとることになった
めちゃくちゃめんどくさい

特にカンボジアには用事はないのでホーチミン空港からカンボジアのどこの空港に飛ぼうか考えていた(3箇所ある)

ちょうど同僚が週末にカンボジアプノンペンでDJ活動していることを思い出し、プノンペンに決め夜に街を案内してもらうことになった

ホテルはバックパッカー用のゲストハウスでネットで1泊500円(元は3000円ぐらい)で予約がとれた

ホーチミン空港でドンをドルに替えた
(カンボジアはドルが流通している)

ホーチミンからプノンペンまで飛行機で約1時間ほどで到着
空港を降りてGrabを使ってタクシーを呼び予約したホテルまで連れてってもらう

タクシーのおっちゃんは私がプノンペンに来るのが初めてだと知るといろいろ喋ってくれた

・観光客の8割が中国人で、街のいたるところに建設中の巨大ビルも全て中国企業のもの
・cafe amazonプノンペンで一番有名なカフェ(タイのコーヒーチェーン店)
・街の中央にマーケットがあるから行ってみて
・Grabトゥクトゥクも挑戦してみて

街の景色はまだまだ低い建物が多く、ホーチミンと比べると車とトゥクトゥクがほとんどでバイク少なめ
道路脇に建設中の巨大ビルがいくつもあり、のどかな街の雰囲気と建設ラッシュの活気がごちゃ混ぜになって面白い

Grabの支払いはカンボジアの通貨リランだが、ドルしか持ってないと言うとドルでもええよということだった

宿に到着すると欧米人の観光客ばかりで、ホテルにあるプールで泳いだり、ロビーや部屋で昼寝してたり宿泊者は思い思いに過ごしていた

荷物を置いてリバーサイド公園の方まで散歩することにした
途中でセントラルマーケットに寄って店を物色した
プノンペンで一番デカイマーケットなだけあって店舗の数と商品の数が圧倒的に多い
すぐに店員に声をかけられ、ものを買わされそうになってすぐ逃げた

外に出ると、とにかく日差しが強く少し歩いただけで体力がごっそくり持ってかれる
リバーサイド公園まで徒歩で約10分ほどだが着いたら速攻でカフェに入った
テラス席でペプシを飲みながらぼーっと公園を眺めていると、まだヘルメットを被っていない人がいたり
トゥクトゥクで寝ているおっちゃんがいたり
店の中を猫が歩いていたり
街や人がのんびりしていて落ち着く

私が10年前にホーチミンに来た時のなんだここはというワクワク感が蘇ってきた
これだよコレ!この雑多感!最高!

いま私が住んでいる家が都市部ということもあるが、風景を眺めながらただぼーっとできる場所があったかなぁと思い返す
全然ない!


同僚から連絡があり合流することになった
トゥクトゥクGrabを呼んで移動した

ちょうど夕方で道路が混雑しており進みが遅い
少し走って止まる走って止まるを繰り返していた
すると一人の女の子がトゥクトゥク脇に寄ってきてドライバーに何か話しかけていた
何事やと様子を見てたら、さっきまでこのトゥクトゥクに乗ってたお客さんで座席にスマホを忘れたらしく知らない子のバイクの後ろに乗って追いかけてきたみたいだった
スマホはというと私のケツの下敷きになっていて「あらー全然気づかなかったー」とドライバーの運ちゃんと笑いあってたら女の子にめっちゃ睨まれて女の子はそのまま去って行った
ちょっと気まずくなって気を取り直して「Let'sGo〜!」と叫ぶと運ちゃんもノッてくれた、よかった

同僚は知り合いの社長たちと飲んでいて、その飲みの席に混ぜてもらった
何を話してたかあんまり覚えてない
早くホテルの部屋に戻って横になりたいなーと思ったので、三次会の店に移動するときに眠いので帰ると伝え帰った
海外で働いている日本人の社長でまともな人に会ったことがない


夜の街をトゥクトゥクに乗って走ると夜風が顔にあたって本当に気持ちが良い
プノンペンで働くのもありやなと薄ぼんやり思った

宿に戻るとドミトリーの同室の女の子がヨガをしていた
シャワーを浴びてベットで横になり、明日はcafe Amazonに行ってコーヒーを飲むぞと決めた

布団に入ってふと"入国ビザ"が頭をよぎり、そもそもの旅の目的はベトナムの入国ビザであることを思い出した

ギークハウスに住むことになった話

ホーチミン到着後は会社近くのホテルに数日泊まって、そのあいだに住むところを探そうと考えていた
すると、同じ会社の同僚が2区にあるマンションがシェアハウスになっていてそこが空いてると教えてくれた

同僚については、プライベートで音楽をやっているようで毎週末カンボジアにDJ活動をしに行っていること
酒が大好きで飲みすぎで体調を崩して数日会社を休んでいたこと
それ以外の情報は知らないが、早く拠点を作りたかったのでソッコーで部屋の内覧をお願いした

オーナーはもともと人材派遣の会社をやっているようで、エンジニア向けのシェアハウスを作って集まった人材をIT企業に紹介する計画らしい
エンジニアやクリエイターのためのシェアハウス、いわゆるギークハウスというやつ
私はバリバリのエンジニアではないが住人が同じ会社で働いているということでOKをもらった

住人は私以外に4人いるようで全員男性
同僚を除いてみんな二十代前半のピチピチ(死語)の若者だ
インターンやフリーのエンジニアとして日本のスタートアップの会社で働いてる
意識が高杉くんなので既に個人でサービスを作ったりしてる恐ろしい子たちだ

場所はホーチミン2区の欧米人居住者が多く暮らしているエリア
会社からバイクで20分ぐらいのところにあるタワーマンションで、一階はスーパー、パン屋、レストランが入っており、マンションの中央には大きいプールがある
二階にはスポーツジムとヨガフィットネスクラブも入っており、ボロい一軒家を想像していたのでかなり驚いた

部屋に案内され中に入ると…
天井が高い!キッチンが広い!風呂がでかい!
2LDKでバスルームが2つ
リビングは大きめのソファとテーブルが置いてあって、各部屋にはベッドのみ
文句なしで入居を決めた

同僚の知り合いがこの部屋のオーナーということもあり頭金なしでありがたい限り…
とりあえず試用期間まではここで暮らそうかなぁと思っている

若干心配だったのは私が入居することで他の住人の居心地が悪くならないか、ということだ
若い男ばかりワイワイ気楽に暮らしてたところに、ある日急に知らないおばさんが入ってきたら絶対気使うし私だったら絶対いやだけどな
と言いつつ、全然入居する気満々だし、がっつり喋りかけたりするし(ごめん)