マグロ回遊記

マグロは泳ぎが止まると死んでしまうんやで

セイコーマートが好きすぎてセイコーマートで働くことになった話

セイコーマート(以下セコマ)は北海道にあるコンビニのことで、道民の心のオアシス&ライフライン

北海道地震でセコマがニュースに取り上げられてから全国的に有名になった
ほとんどの商業施設が停電による休業を決める中、セコマだけが営業を続け被災者の生活を支えていた
セコマは停電に備えたマニュアルがあり、国内で自然災害が発生する度に見直しを行なっている素晴らしい会社である

わたしがセコマを知るきっかけになったのは沙村広明の「波よ聞いてくれ
札幌が舞台になっていて実際の場所や食べ物がたくさん登場する
あとがきでセコマが取り上げられており気になっていた

寮から徒歩10分のところにセコマがある
セコマのオリジナルヨーグルトにすっかり魅了されてしまった
一般的なヨーグルトと違って酸味が少なくとても食べやすい
毎日ヨーグルトにセコマのシリアルを入れて食べている
一日一箱消費するぐらいハマってしまい、お腹が若干ゆるくなってしまい自重した

他にも牛乳、チーズケーキや、アイスクリームなど乳製品のクオリティが圧倒的に高い
コンビニ商品の概念が覆るほどの美味しさ

トドメはセコマ内にある「ホットシェフ」
簡単に言うとコンビニに入ってる弁当屋というか
店内で調理を行なっているので手作り、かつ、作りたてが食べられるのである
よそのコンビニの揚げるだけフードとは訳が違うのだよ
まさにガンダムで言うところのグフである
セコマのホットシェフはグフ
一度食べてしまうと完全にセコマの虜になること間違いなし
ホットシェフのフライドチキンはカーネルサンダース泣かすレベル
ちなみにここの調理場はガス釜なので北海道地震の時も炊飯が可能でおにぎりを提供することができた

今働いているレストランのシフトが3月以降12時になった
午前中の時間を有効に使うため別の店で働いてみるかと考えたときセコマが頭をよぎった

すぐアルバイト応募をして面接を行った
とにかく人手不足らしく期間が1ヶ月にもかかわらず採用になった

週に3〜4日、朝の6:00〜10:00の4時間勤務
深夜の方が時給は高いのでそっちの選択肢もあったが、清い心でセコマと向き合いたいという謎の思想でやめた

レジは小豆島の売店業務の経験が生かされた
(この世のかなに無駄なことは一つもないんだな)
スタッフ(おじさん3名)商品補充を行いながら私がレジ対応を行い、お客さんが並び始めたらヘルプでおじさんがレジに入るというフォーメーション

この店舗はニセコで一番栄えているヒラフエリアにあり毎日3000人が利用する店舗でめちゃくちゃ忙しい
レジはいつも行列になっている

セコマの制服着用テンションMAXの状態でお客さんのレジ対応をエンドレスでしてると、セコマトランス状態に突入する

とにかく何が言いたいかというと「セコマ最高」ということである