授業の終わりの挨拶に「心臓を捧げよ‼︎」が定着してしまった件
テストを盛り上げるため行った施策でソシャゲのレイドバトルを模した進撃の巨人イベントを開催した
ルール
- 生徒は調査兵団の兵士
- 一人当たり攻撃力はMAX100
- 巨人のHPは1350
勝利条件
一人90点以上を取らなければ巨人は倒せない
と、こんな感じ
本題はそのテストの内容についてではなくて、挨拶で「心臓を捧げよっ‼︎」が定着してしまったことについて
授業中に冗談で「心臓を捧げよ‼︎」「ハッ‼︎」を教えたら生徒たちが思いのほか気に入ってしまい、授業の終わりの挨拶で毎回せがまれるようになってしまった
「先生いつものアレやりましょう〜!」
私「心臓を捧げよ‼︎」
生徒「ハッ!!」
毎日毎日やっているうちにかなり上達しまして、教室内が声で反響するレベルまでになりました
ある日アポなしで授業を見学したいとボスとお客さんが来まして、いつも通り終わりの挨拶をしましたらえらく動揺して
「なっ、なっ、しんぞうっ?!え?!」
ボスもお客さんも元ネタを知らずで説明しても困惑していました
動画を友達にも見せたのですが元ネタを知らないと結構怖いみたいで若干引いてました
先週、社員による視察がありましてさすがにまずいだろうと自粛したのですが
いつもの挨拶をやらないとそれはそれで気持ち悪いもんだなと、体が心臓を捧げたくてうずうずしているのに気づきました
生徒も同じだったようで不完全燃焼感が漂っていました
そして、夜の懇親会で社員からの締めの挨拶が終わり、酔っ払っていた生徒はたまらず「先生〜いつもの〜〜」とポーズを取り出したので
「(後で怒られるかも…」と内心で思いつつ
「気をつけーーー!」
と部屋中に響きわたるほどの声をはりあげる私
後ろに手を回して待機する生徒たち
「心臓を捧げよーーーー‼︎」
「ハッ!!」
決まった
ここ最近で一番綺麗に揃った”心臓を捧げよ”でした
社員たちは「なっ…?!」と驚いた表情で私を見ていたのですが、握手と抱擁を求められ、どうやら気に入っていただけたようでした
「あぁ〜関西の人で本当によかった…」と思う瞬間でした