テストのランキング発表が盛り上がりすぎな件
前の記事にも書いたがテスト結果を伝えるときにチームのランキングを発表している
これが毎回異常に盛り上がる
チーム名と獲得した合計点数を書いてスライドで映している
優勝チームには日本のお菓子が賞品としてもらえる
(賞品をもらったチームは他の生徒に配っているのであくまでのゲームの一つとして楽しんでいる)
「結果発表ぉぉぉーーーーーー!」とダウンタウンの浜ちゃんばりに声を張り上げる
「第1位の発表ぉ〜ですっ!」「第1位はっ…!」と私が溜めをつくると生徒達は机の上をバンバン叩いて煽る
溜めに溜めて「チーム○○!!」と言うと弾きれんばかりの歓声が上がる
優勝したチームは興奮して「シャシン!シャシン!」と記念写真を撮り出す
ランキング発表はどういった順番で発表するのが良いか構成を考えているし、盛り上がるように演出も工夫しているが、それにしたって、そんなに?ぐらい盛り上げるので毎回戸惑う
「お、落ち着いて!」
そして、このランキング発表はちょっとしたドラマがある…
チーム戦を始めたばかりのテストでは成績優秀者が固まっていたCチームが有力候補に名前が上がっていた
だが、前回実施したテストで最下位だった生徒のいるAチームが全員100点で優勝する結果になった
そして、その次のテストはリベンジとばかりにCチームが全員100点をとり優勝をかっさらった
毎回ランキング発表で最下位にBチームがいた
このチームはクラス全体の中で見て努力が必要とされる生徒Dさんがいるチームだった
それが、次の漢字テストを行った際にBチームが優勝したのである
もともと漢字が得意な生徒(あだ名は”ミスター漢字”)がいたのだが、要努力とされていた生徒も満点をとっていた
私は毎回のテストでランキング発表だけではなく、前回のテストの点数から増加率が一番高かった生徒を発表している
優秀な生徒を評価するだけではなく、努力した生徒をみんなの前で評価して成功体験を積み重ねることで自信に繋げたいという意図があった
印象的だったのは私が「今回のテストのMVPはDさんです〜〜〜!」と発表すると、ここぞとばかりに他の生徒が拍手して喜んでいたことである
仲間の頑張りや活躍を自分のことのように喜べる、なんて素晴らしい生徒たちだと感動した
私は必ず彼ら全員を日本に連れて行きたい!
しかし、5月に選抜面談の実施があり15人のうち2名が脱落することになっている
これを覆すのが私の今回のミッションだと勝手に思っている
(誰にも頼まれていないが)絶対やってやるっ!
▲漢字の授業で生徒が落書きしていた漢字の成り立ちw