マグロ回遊記

マグロは泳ぎが止まると死んでしまうんやで

リゾートバイトのしんどい状況を乗り切れた理由

小豆島でのリゾートバイトが終わった。
職場の人間関係はお世辞にも良いとは言えない状況だったが、どうにかこうにか2ヶ月を過ごすことができた。
私がいた職場には形だけのマネージャーがいて現場に不在状態が多く、派遣社員の女の子が必要以上に張り切っておりそれが他の社員または派遣社員へのプレッシャーとなってしまっていた。
(マネージャーのPCを勝手に操作して売り上げ情報を引き出していたのにはドン引きした)

損得で動き他人に依存するタイプだったので場を和ませたりうまくスルーするのに苦心した。

私がこの状況を乗り切れたのも、外部のコミュニティーのおかげだと思っている。

その子とは別の同僚が小豆島出身で、親戚が小豆島でゲストハウスをやっていた。
その関係で知り合いがたくさんできた。
クリスマスパーティに参加後、忘年会や新年会などに毎回声をかけてくれる。
シェアハウスの住人数名とオーナーの同級生が参加して夜中までボードゲームを楽しむ。
皆、自立しておりとても落ち着いて心地よかった。

もうひとつは小豆島に行く前に倉敷の災害ボランティアで出会った仲間たちである。
清掃チームのリーダーの女の子と元編集長のおじさんとは何かと話が合い、この先も良い関係が続くと思っている。
(実際リーダーの女の子は小豆島まで遊びに来てくれたりもした)

ひとつのコミュニティにしか所属しないと、その中で何か問題が起こったときそのことにばかり囚われて疲弊するが、複数のコミュニティがあると環境が変わり気分転換することができる。
ここでうまくいかないと終わりだ…とネガティブ思考に陥りにくいため、積極的に他のコミュニティに所属したり作ったりすることはオススメである!

そして、私は感謝の意味も込めてまた倉敷に1週間ボランティアに行くことにした。
リーダーと元編集長に再会できる…と思うと倉敷に向かう電車の中でニヤニヤが止まらなかった。

相田みつをの言葉
「あの人がゆくんじゃわたしはゆかない あの人がゆくならわたしもゆく あの人あの人わたしはどっちのあの人か?」

願わくば私も後者でありたいものである。